物語で認知を変える

 このサイトは、傷ついた心を癒すことに、自分自身が物語を語る(ストーリーテリング)ことを活用できるのではないか?ということで、試験的に物語を置く場として、作ってみました。

私は筋金入りのアダルトチルドレンで、まだ10代のころから、その自覚があるほどでした。また、ヤングケアラーでもありました。

その頃のことは、18歳で親元を離れ、自分自身の生き方を一切他者に干渉されずに決めるようになってから、すっかり過去のことになったと思っていましたが、趣味のクライミングなどで、パートナーたちのエゴに傷つけられ、過去の傷が癒えているわけではないかもしれないという可能性が残っていることにきづかされました。

なぜ父は、私たち子供三人を捨てて行ったのか? そもそも、捨てるほどなら、普通は三人も子供を作るでしょうか…

そんなこんな、答えがない問いの答えが用意されたのが、私にとってのクライミング、でした。

例えば、クライミングでは、妻との間に6人も子供がいるのに、俺は被害者だと思っている男性などに会いました…。一般的に、誰がどうみても、子だくさんであることは被害者ではなく、幸運な男と言えることですが、こういう人もいるのです。

そう…、父は被害者、という立場から逃げ切った、という気持なのでしょう…。つまり、私たち子供三人は、宝ではなく、重荷だったわけですね。 

ストーリーテリングの手法は、こうした親子関係のもつれ、起こった出来事を振り返るとき、カウンセラーの先生に何が起こったのか?を分かりやすく伝える手法として、私が考えました。

というのは、現実の出来事をそのままに伝えるのは、めんどくさかったからです。誰が誰の血縁なのか?というようなことは、語っている人には当然でも、聞く側からは分かりにくいです。

その点、昔話や童話的に語ることができれば、ずいぶんと短い文字数で起きたことを伝えることができます。

お釈迦様の観点は、認知行動学で言うところの、メタ意識、として、付け加えました。

語っている話者が、この出来事(お話)をどのようなものとしてとらえたか?ということです。悲しい話なのか、嬉しい話なのか?

同じお話でも2面性があり、視点によって、見方を変えることが可能かもしれないという思考実験を行うためです。

以上がこのサイトで実験して行こうということの説明です。


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